クロアチア共和国について

ようこそ、クロアチアへ

クロアチア共和国は東ヨーロッパ、バルカン半島にあるアドリア海に面した共和制国家です。

公用語のクロアチア語では、「Republika Hrvatska レプブリカ・フルヴァツカ」といい、「クロアチア」は英語での正式表記に由来する語です。 なぜ「フルヴァツカ」というかには諸説あり、「クロアチア」という名も元はスラブ語の山を意味する単語「GORA」に由来すると言われていますが、正確なところは今だ不明となっています。

トミスラヴの戴冠

国民・民族

人口約430万人のうち約9割がクロアチア人(Hrvati フルヴァティ)で構成される国家で、もともとは7世紀前後にこの地域に移住してきたスラブ民族に由来し、隣国であるセルビア人、ボスニア人、スロヴェニア人と出自はほぼ同じと考えられています。

トロギールのギター弾き

言葉

公用語はクロアチア語(Hrvatski)です。

クロアチア語はもともと同じ言語扱いで独立後に分類されるようになったセルビア語、ボスニア語と差が小さく、日本語の標準語と方言の差よりも近いと言われており、これらの言語間での意思疎通はほぼ問題ありません。 ただし、クロアチア語とボスニア語はラテン文字表記なのに対して、セルビア語はキリル文字表記で、表記方法には大きな違いがみられます。

近年まで、9世紀頃に聖書を翻訳するための文字として作られた「グラゴル文字(Glagoljica)」も実用的に用いられていて、クロアチア国内の教会内博物館の資料や、祭壇、装飾などで多く見られます。

スルジ山要塞の説明文

国土

国土はひらがなの「へ」の字を左に傾けたような形で、西側はアドリア海に面した海岸線が続き、東側は大部分がボスニア・ヘルツェゴビナと接しています。

面積は約56,500平方キロメートルで、関東地方1都7県に静岡県、長野県を加えた面積とほぼ同じ。 中央クロアチア、スラヴォニア、イストリア、ダルマチアの4地方に分けられ、さらに20の郡(županija)と首都であるザグレブ直轄市(grad)の21地区に区分されています。

クロアチア全土の衛星写真

気候

気候はダルマチア海岸の背骨にあたるディナル・アルプス山脈を境に、東が大陸性気候、西が地中海性気候の2つの区域に分けられます。

大陸性気候:ザグレブ、中央クロアチア地方、スラヴォニア地方
地中海性気候:スプリト、ドブロヴニク、ザダール、フヴァル、コルチュラなど

大陸性気候のエリアは冬が寒くなり、ザグレブは雪が積もることも珍しくありません。また、夏は30度以上になることも多くあります。 逆に地中海性気候のエリアは冬も5度以下になることは少ないですが、近年では2月にスプリトで大雪が降るなど、気候変動の影響もみられます。

降水量は全体的に日本(東京)よりも少なく、乾燥した気候といえます。

時間

日本との時差はマイナス8時間で、サマータイム中はマイナス7時間となります。

サマータイムは3月最終日曜日の午前1時~10月最終日曜日午前1時で、スタート時は1時間時計を進め、終了時は1時間時計を戻します。

スマートフォンで通信(Wi-Fi含む)している場合、自動時刻設定がONになっていると自動的に切り替わりますが、ホテルの部屋の時計や町中の時計はすぐに修正されなかったりすることがあるので、変更日に移動や飛行機の利用がある場合は注意が必要です。

お金

通貨はクーナ(Kuna)で、補助通貨はリパ(Lipa、100リパ=1クーナ)。

2013年7月にクロアチアはEUに正式加盟していますが、通貨統合はまだ行われていません。 当初は2015年からの統合を目指していましたが延期となったため、現時点(2015年4月)段階ではしばらくクーナのままということになっています。 現在流通しているクーナの紙幣と硬貨は以下のとおり。紙幣はデザインが昔なつかしいドイツ・マルクに似ているので、知っている人は手に取ると「おっ」と思うかもしれません。

クーナ紙幣:5、10、20、50、100、200、500、1000
クーナ硬貨:1、2、5、25
リパ硬貨:1、2、5、10、20、50

25クーナ硬貨は記念硬貨のみ発行されているため、あまり見る機会はありません。

また、1・2リパ硬貨、5クーナ紙幣、500クーナ以上の紙幣もあまり利用機会がありません。

1クーナ=約17円=約0.15ユーロで、実質的に日常利用される最高額紙幣は200クーナ(=3400円)です。 500や1000クーナは受取拒否されることもあるので、両替時に200クーナ以下の紙幣にしてもらうほうがオススメです。

クロアチア・クーナ紙幣

両替

日本円からクーナへの両替は、原則現地ですることをオススメします。

都市圏の銀行、両替所で日本円からクーナへの両替は問題なく可能ですが、中には手数料が法外に高いところがあるので両替前に必ず確認を。 空港や駅の両替所、ホテルのフロントでの両替はレートがよくないことが多いのでオススメできません。

ATMを利用して、クレジットカードでのキャッシングや、国際キャッシュカード(日本の口座から直接引き出し)での出金は、必要なときに必要なだけ出せるのでオススメ。 クレジットカードのキャッシングは実質借り入れになるので利息が高いですが、帰国後にすぐ返済すれば少ない利息で利用可能です。

クーナから日本円への両替も可能ですが、レートは期待できないので現金は使いきってしまうほうが良いでしょう。 日本円の現金に加えて、ユーロの現金があるとさらに安心です。(地方では日本円→クーナの両替ができないことがありますが、ユーロはほぼ全土でそのまま利用することが可能)

パスポート・ビザ

ビザは観光目的で3ヶ月以内の滞在なら不要で、パスポートの残存期間は90日以上(入国時点)必要です。 入国の際は係官にパスポートを提示するのみで、入国の際の書類記入もありません。

クロアチアはEU加盟国ではありますがシェンゲン協定国ではないため(2016年に協定国となる予定)、どこから出入国する場合でも出入国審査と税関検査があります。

出入国スタンプ

電気製品・コンセント

電圧は220~240Vで、コンセント形状は西ヨーロッパでよく見られる丸2つ穴(Cタイプ)。

日本は100Vのため、製品の注意書きや刻印に「100V」としか書いていないものは変圧器を通さないと使用できません(無理に使うと発火することも)。 ただし、最近は携帯電話・デジカメなどの充電器は殆どが100V~240Vまで対応しているので、Cタイプへの変換プラグを使うだけで利用可能です。

変圧器は重く、値段もそれなりにするので、出来るだけ240Vまで対応する機器だけを持っていくようにするほうがオススメ。 変換プラグは家電量販店や空港で手に入ります。現地でも購入可能ですが、扱っていないことも多いので出来るだけ出発前に準備しておきましょう。

Cタイプコンセント

水道や街中にある湧き水(泉)の水は基本的には飲んでも大丈夫ですが、日本の水道水とは水質が異なるため初めての方は飲用はしないほうがオススメ。(洗顔や歯磨きなどはまったく問題ありません) ミネラルウォーターやコーラ・ジュース類のペットボトルはどこでも手に入り、値段も安いのでこれらを調達しましょう。

郵便

郵便は「フルヴァツカ・ポシュタ Hrvatska pošta」によって運営されていて、クロアチア全国の郵便局やポストから日本への郵便物を発送することが可能です。

日本へはがきを送る場合は5.80クーナ(エアメール扱い/Priority)で、約3日~1週間程度で届きます。

大きめの荷物を送る場合は有料のボックスを購入して送ることも可能です。こちらは通常の郵便よりも少し時間がかかる傾向にありますが、1週間〜10日ほどで到着します。

郵便局の営業時間はまちまちで、7時~20時まで開いているところもあれば、17時で閉めるところもあるといった具合で、原則としては月曜~金曜の日中の営業です。 国内で唯一、ザグレブ中央駅のすぐ東隣にあるザグレブ中央郵便局は365日・24時間営業。

クロアチア郵便局の箱

喫煙

クロアチアでは18歳未満の喫煙は禁止されています。(購入に規制はなし)

自動販売機はほぼ見かけませんので、購入はタバコ屋さんやキオスクで。 電車・バス・タクシーの車内、公共の屋内やレストランなどでは禁煙となっていますが、屋外に関しては特に規制はありません。 ホテルやソベも禁煙の部屋が多く、禁煙ルームで喫煙した場合は罰金が徴収されます。

日本のように街中でも決まった場所でという概念はなく、歩きタバコもごく普通ですので、嫌煙の方はびっくりするかもしれませんが、またそれも文化です。(ヨーロッパは基本的にどこでもそういう考え方です、念のため。)

クロアチアを自由に旅するために。

「クロアチアツアーズ」では、お客さまの思い通りのクロアチア旅行を実現するために、3つの方法でプランをご提案させていただいています。


パッケージプラン

クロアチアを知り尽くしたスタッフが予めご用意したモデルプランをそのままお申込みいただく方法です。
はじめての方や、日数が限定される方におすすめ。

セミオーダープラン

モデルプランをアレンジして、自分だけのプランに作り変えていくことが可能です。行き先や日数の追加ももちろん自由です。
クロアチアが2回目以降だったり、地方などにも足をのばしたい方におすすめ。

フルオーダーメイドプラン

行きたい場所・ご予算・日数など条件をお知らせいただいた上でお客さまだけにコースをお作りするプランです。
ありきたりな旅行はしたくないという方や、10日以上の長期滞在を希望される方におすすめ。

お問い合わせはこちらから